フリーランスのエンジニアになると、時間や労力を無駄にしないため、在宅ワークに専念する人もいます。請負案件やリモートワークが可能な委託案件を選べば、全ての業務を在宅でこなすことも可能でしょう。しかし、それがストレスの原因になっていることもよくあります。
その理由は、自分の周りの環境があまり変わらず、人とのコミュニケーションの機会も少ないからです。気分が落ち込んできてしまう原因になりやすい環境なので、仕事を通して人とコミュニケーションを取れる機会を作り、ストレスを発散していきましょう。在宅ワークをしてはならないという意味ではなく、請け負っている仕事をするときに在宅で行う割合を減らすだけで、大きな効果を期待できます。
たとえば、クライアントのオフィスや客先に常駐する案件を、1つは請け負っておくのもいい方法でしょう。毎日通わなくてもいいので、週に1日か2日で済むような案件を探して、基本は在宅ワークにするのも魅力的な考え方です。
また、仕事をするときにはコワーキングスペースを使うと、他のフリーランスのエンジニアとのコミュニケーションの機会が得られます。ちょっと休憩したいときに、時間がありそうなエンジニアを見つけたら、声をかけてみるとお互いにストレス発散になるかもしれません。
エンジニアにこだわる必要もないので、他職種の人たちとも会話を楽しみましょう。ただし、コワーキングスペースによってコミュニケーションの取りやすさには違いがあるため、話しやすい環境のコワーキングスペースを選ぶことが大切です。